旅行
ラゥさんからの戴き物なのですが、途中だけどせっかくなので載せさせて貰っちゃいました☆
夏に書いて貰ったものなので、なんとなく季節がずれちゃったかも…。
メールで送って下さったのに気付くのが遅れてしまったのですよね;
でも本当に嬉しかったです。
続き…気が向いたらで良いので、気長に待っていますね!
プレッシャーになったらごめんなさい(汗)
「ねぇ…ゴン◆」
「ん〜?なぁにヒソカァ??」
「旅行行こう◆」
いつものようにヒソカの家で2人でゴロゴロしていると、またヒソカが突拍子の無いことを言い出した。
まぁ…2人で旅行は嬉しいけど…////
「行くよね?」
有無を言わせないこういうヒソカの瞳が俺は結構好き。だってカッコイイんだもん!!
こんな風に見られたら拒否なんて出来ないよーι
わかってて…いつも…いろんな事…するんだもんなぁ………////
俺がコクンと頷くとヒソカはその整った顔に妖絶な笑みを浮かべた。
「決まりだね浮烽、宿はとってあるから◆」
うわ。もうとってあるとか怪しすぎる…。
「いつ行くの?」
「今から普v
「え?!」
───気付いたら電車の中にいた。
「ヒソカ…意外と荷物、多いんだね。ほとんど持って行かないと思ってた!!」
「妙な服なんて着れないだろ◆…それに色々必要になるかも知れないしね普v
「ふーん…。」
ヒソカにしてはまともな理由だなぁ。でもその間は…なんだ?
《ガタンゴトン…》
もう結構長い間電車に乗ってるんだけど…どこに行くんだろ?
そういえばまだ目的地聞いてないんだよねー。
「ボクの顔に何かついてるかい◆」
「えっ!!ううん、何も!」
「そう?ゴンにそんなにじっと見られたら…◆」
「ごめんごめんごめん!!もう見ないからぁー!!」
無意識のうちに見つめてたんだ…////っていうかヒソカ…あ、あそこが…っ//////
「ゴンおいで普v
「?」
《ちゅ…》
「───!!」
「可愛い、ゴン★」
俺は口をパクパクさせた。…きっと真っ赤になっちゃってるんだろーなぁ////
顔が熱い…////
「不意打ちなんて…卑怯だ……////」
「じゃあ今度からは言ってからするね◆」
「〜〜〜〜っ////」
そんなこんなしてるうちに電車が止まった。
「降りるよ◆」
電車を降りると磯の香りがした。海の近くなのかなぁ。
ほら…俺、鼻いいからわかるんだ♪
「ここどこ…ヒソカ?」
「熱海◆」
「あ…熱海??」
「うん◆…とりあえず旅館へ行かないかい★」
「あ、うん」
駅から歩いて5分。ヒソカと知らない道を歩くのは楽しかったなー!!
…すれ違う人皆がヒソカの事見てた…。今日は髪もおろして服だって普通なのに。
カッコイイもんね…ヒソカ。
「ここだよ★」
大きくて古そうだけど立派な旅館。
入り口にはこう書いてある。
【判田(ハンダ)荘】
「うわぁー☆☆☆」
「気に入ったかい?さぁ入ろうか◆」
「うんっ!!」