ビーチェの日記 491年16日〜30日


491年16日



一人暮らしのドリバに、時々差し入れを持って行ってあげるんだけど、
今日はデヴォンの酒を持って行ったらすごく喜んでくれた。
もしかしてお酒が好きなのかしら。
今度いろんなお酒を持っていってみようかな。


491年19日



仕事をしにバハウルグに行くと、ドリバに呼び止められた。

「明日デートしよう。」

ああ・・・ あなたから声掛けてくれた。
嬉しかった。これ以上無いほどに。
この日は夜も家まで来てくれて、
彼は明日の約束を念押しした。
あ、明日はちょうど休日で愛の日ね。
・・・あっ!!
エナの子コンテスト!
私今年も候補に出なくちゃいけないから
デートはその後になっちゃうわね・・・。


491年20日



エナの子コンテストでは40票をもらい
エナの子に選ばれる。
でも夜になっちゃった;;
急いで大通り南に駆けていく。
ドリバは投票に来なかったから、
ずっと待っているんだろう。

「ごめんっっ!!」

「ううん、いいんだ」

夜のデート。
愛の日は一日だけ、日食の暗い一日に、
ワフ虫というたくさんの光る虫が舞って美しい。
珍しくアイシャ湖に誘われた。

「・・・ビーチェ、結婚しないか。
     子供達もきっと分かってくれるはずだよ」
「えっ 本当に・・・。嬉しいわ・・・」

涙が出てくる。
何かの糸が切れたみたいに・・・。
そっと抱き寄せられてキスをした。
自然にキスは深くなっていく。
無数のワフ虫が、私達を祝福するように舞った。


491年27日



フレンデ・リードさんに、貝のパイを作ったのであげようと家に行ったら、
・・・あれ?
フレンデさんはいなくて、知らない家族が住んでいた。
ええ〜っ!?
フレンデさんいつのまにどっかへ引越しちゃったの〜?;


491年28日



フレンデさんのお店に行って聞いてみたら、
今はガアチ区東に住んでるみたい。
いつの間に・・・。

ドリバの息子さん、ナラシンハさんに会ったので挨拶をした。
お父さんと結婚することになったことを言うと、
「こちらこそよろしく」
と言ってくれた。
これから仲良くしていかなくちゃね。


491年30日



ちょこちょこと訓練を始めたおかげか、
Dリーグ入りをすることができた。
来年は試合があるのかな?
うーん・・・ 自信ないよ〜;
負けまくって恥かいちゃいそう・・・。
まだ成人してないミナコちゃんよりもパラメータ低いくらいだもの。


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