儀式





俺はいつも思う。ヒソカのは俺のよりはるかに大きい。体格の差もあるかもしれないけれど、ヒソカのは体格の差を考えても大き過ぎる

俺は負けず嫌いだから、ヒソカより大きくなりたかった(小さいのが負けなんて誰も言ってないんだけどね)

俺は思い切ってヒソカに訪ねてみた。すると意外な答えが返って来たんだ…




「ねぇヒソカ!!ヒソカのは何でそんなに大きいの??」


「…ボクを悩殺する気なのかい」


悩殺?俺はヒソカを殺す気なんてないよ。ヒソカ…何言ってんだろ。


「へ?………ねぇ何でー?」


「それはね…大人になる儀式をしたからだヨ」


「ヲトナ二 ナル…ギシキ?」

"ヲトナ二 ナル ギシキ"って何だよぉ;そんなの聞いた事ないし…


「クックッ…ゴンも大きくなりたいのかい?」


「うん!!!!その…ヲトナ二 ナル ギシキしたら、おちんちんヒソカみたいになる?!」



もし、それだけでヒソカみたいになるのなら"ヲトナ二 ナル ギシキ"は大したものだなぁ…


「ヒソカー…で何をするの?」

「クックックッ…それはね…」

無理がある。やってみなきゃわからないなんて物じゃない。我慢すれば出来るものでもない。


「今夜sex中に、空イキも含めて、イカなければキミも晴れて大人になれるヨ」


ヒソカの激しいピストンに堪えるなんて無理だ。激し過ぎるから逃げてるくらいなのに…。
そういえば、一度ヒソカに意地悪された時、性器の根本を握られて、快楽を与えられ続けていた。その時だって何度も空イキをして苦しい思いをしたものだ。


「なっ…無理だよぉっ;;;;」


「なら、いつまでたってもそのままだヨ」


「う"……;;」


今考えれば上手くヒソカの口車に乗せられていた

大体何を根拠に、それだけの行為で大きくなると信じてたのか…。わからない。


「ヒソカ…あんまり激しくしないでよっ!!!!!」


「ダメだよいつもので堪えなきゃ…寧ろいつもより激しいのに堪えなきゃネ」


「ぇ…?」


快楽は適量与えられるから快楽なのだと思う。この日のセックスは快楽を通り越して、頭の中真っ白。


「ホラ、ゴン大人になる為だから今日はボクの言う事全て守らないといけないヨ」


嫌な予感…。


「ホラ、ゴンちゃん大人になりたいのなら早く服を脱いでボクを誘ってごらん」


ご…ゴンちゃん…;何か気持ち悪い。俺は男なのに…


「ぇっ…。」


「ボクが脱がしてあげなきゃ脱げないのかい」


「ぬっ…脱げるよっ!!!!!」


パンツも脱ぐのかな…。……////


ヒソカがじっとコッチ見てるのに脱げる訳…


「ホラ早く脱いでボクに見せて」



(((((やっぱやだぁ"ぁ"ぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!))))))←心の叫び


「どうしたのカナ〜ゴンちゃん」


ヒソカの奴〜また俺を子供扱いする。俺を虐めてそんなに楽しいのかっ!!


「わかったから見ないでよねっ!!!!!!!!!」


半ばヤケの俺…


「嫌だ見たいから見る」


「……。」


「〜」


何を言っても無駄だ。
……いつも見られてるんだ…//////大丈…じゃない。何でそんなにジロジロ見てるのさぁー;;;;;;;;;;しかもニヤケてる…。


「ああぁ…そんなにボクを焦らさないでくれ」


「……。」


この状況の何処をどう見たら焦らしてるなんて事が言えるんだッッ!!!!!!!


「やっぱりお子様に一人でしろなんて無理だよ…ネェ」


楽しんでる。
何で俺はヒソカなんかに惚れちゃったんだ…ただの変態じゃないかッッ!!!!!!!


「脱げるよバカァ!!!!!!!」


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